フェイスマスクを使用したことはありますか?
特別なデートの前日や、化粧ノリをよくするために使用される方も多いかもしれません。
今回は、以外と知られていないフェイスマスクの正しい使用方法、やってはいけないNG使用法をご紹介致します。
フェイスマスクのメリット
「そもそも化粧水と乳液だけで十分なんじゃ…」と思われる方も多いと思います。
では基礎化粧品以外に、フェイスマスクを使うことによるメリットとはなんでしょうか?
①即効性
フェイスマスクのいいところは何と言っても即効性。使用後すぐにお肌のしっとり感やハリを実感できることにあります。
どうしてフェイスマスクはすぐに効果が出るのでしょうか。それは、密着力の強い構造にあります。密着力があるため、美容成分をお肌の角質層に短時間で浸透させることができるのです。


②浸透力
もう一つのフェイスマスクのメリットは、美容成分の浸透力です。
前述した通り高濃度美容液の成分とお肌がしっかりと密着するので、浸透しやすくなるのです。
私たちの肌からは常に水分が蒸発しています。その通路をフェイスマスクと高濃度美容液の二重の効果で塞ぐことで、水分が肌を柔らかくして美容成分を浸透しやすくします。
では、これらのメリットを最大限に生かす使用方法とはなんでしょうか。
それをこれからご紹介します。

肌荒れ時は逆に悪化させる!
調子が良い時こそベスト
一番フェイスマスクを使用してはいけない期間、それは肌荒れしている時なのです。肌の調子が悪いために使用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は肌荒れ期間に使用してしまうと、荒れている肌に刺激を与えて余計に悪化させてしまいます。
フェイスマスクとはそもそも荒れてしまった肌を改善するのではなく、予防するものとして使うのが正しい方法です。
ではどんな時に使用するのが好ましいのでしょうか。それは、肌の調子が良い時です。具体的には、生理後から一週間です。この期間に使用すると、肌荒れの予防として最適な効果を発揮してくれます。
使用頻度は好みでOK
一週間にどのくらい使えば良いのか、使いすぎると逆に良くないのか…など迷う方も多いかもしれません。実は、頻度に関してはどれが正しいとは一概に言えません。とはいえ、そのフェイスマスクによって使用目的を変えることが必要です。
特別なケアとして使用すべきなのは、比較的高めのフェイスマスク。高濃度の美容成分が含まれているため、こちらは週に数回でも効果は十分に発揮されます。
毎日使用しても大丈夫なのはプチプラのフェイルマスク。こちらは毎日使用しても経済的負担が少ないタイプです。少し高めの美容液として、こまめに使用することをおすすめします。
結果として、明確な頻度ではなく両方のタイプをうまく使い分けることが必要です。しかし、肌がひどく荒れているときや敏感になる時期にはなるべく使用をひかえるようにしてください。


入浴中の使用は、肌のデトックスを阻害!
入浴、半身浴の時に、綺麗な肌でフェイスマスクを使用する。一見正しい使用法に見えますが、これはNGです!入浴中はお肌が老廃物や余計なものを汗として排出する大切な時間。
この時にフェイスマスクで毛穴を塞いでしまうと、お肌のデトックスを阻害してしまうのです。さらに、美容成分も浸透しなくなってしまいます。
ベストなタイミングは入浴後に化粧水でお肌を整えた後。毛穴が開いていて美容成分が浸透しやすいですし、化粧水で浸透する土台ができているので、よりマスクの効果を高めてくれますよ。
長時間使用は乾燥肌の元凶!
せっかく高いマスクを買ったから、しっかり使いたい。または、長くつけておいた法が効果がありそう。この考え方は危険です。
マスクを指定された時間以上付けていると、美容成分はなくなり乾燥します。そうなるとマスクが肌の水分を逆に吸い取るように働いてしまうのです。
マスクを付けている時は、付けていない時よりも蒸発が早く、乾燥も早いので肌の水分はあっという間に吸い取られてしまいます。
基本的には10−15分ですが、指定された時間を良く確認し、守るようにしましょう。

いかがでしたか?
今まで常識だと思っていたことが、実はお肌にとって逆効果だったり…
フェイスマスクは正しく使用すれば、お肌への効果は抜群です。
最適な方法で使って、卵のようなつるつるしっとり肌を目指しましょう。