なんだか最近ボディのざらつきや、できものが目立つ。でもどんなケアをしたらいいのか分からずなんとなくそのまま…なんてことありませんか?
今回は、角栓トラブルに対してどんな方法が効果的なのかを調べてみました。
比較したケア方法三つ

1)ケミカルピーリング
エステなどで専門的にやってもらう方法。
フルーツ酸を使用したものや、クリスタルを使用するものまで様々。専門家にやってもらえるので、自分の肌に合わせた方法で知識がなくても安全にピーリングできます。

2)角栓パック
肌に一定時間パックをつけて、角栓を一気に引き抜く方法です。
ごっそりと目に見えて角栓が取れるので、かなり効果を実感できます。
しかし、やりすぎや使い方によっては肌に負担をかけることも。

3)ナチュラルピーリング
自宅でできる簡単なピーリング方法。
ピーリング専用の美容商品を使用したものや、ヨーグルト、アボカド、りんごなどナチュラルな素材を使って自分で行うこともできます。
費用 | 即効性 | 安全性 | |
---|---|---|---|
ケミカルピーリング | △ 一回5000~30000円前後 |
◎ 専門家による集中的なものなので、効果高い |
○ 専門家による処置を受けられる |
角栓パック | ○ 300~2000円前後 |
○ 10分程度で効果を実感できる |
△ 使用方法によっては肌を傷つけてしまう可能性が高い |
ナチュラルピーリング | ○ 1000~5000円前後 |
○ 10分程度で効果を実感できる |
○ こすらず、はがすこともないので自然に汚れを落とせる |
こうしてみると個人の目的別はあるものの、総合的にみるとナチュラルピーリングがお手軽で続けやすく、効果も実感しやすいと言えます。
ピーリング商品を選ぶ基準は?
では、どんな基準でピーリング商品を選べばいいのでしょうか?
着目してほしいピーリングの重要な成分はこちらの二つです。
AHA
この名前を、パッケージに大きく書いている商品もよく見かけますよね。AHAとは一体なんのことでしょうか。
AHA とは、アルファヒドロキシ酸のことで、グリコール酸、乳酸などの総称でもあります。フルーツにも多く含まれる成分なので、フルーツ酸と呼ばれることもありますね。
エステや美容皮膚科でも多用されている成分で、古くなった角質や毛穴に詰まっている老廃物などを溶かして除去してくれる成分です。これがピーリング作用と呼ばれています。
また、AHAによる肌への効果は以下のようなものがあります。

1)肌トラブルの改善
AHA配合の洗顔の洗浄力は強力で、古い角質をとると同時に毛穴に溜まってしまった皮脂も落としてくれるのでニキビや肌荒れの原因を解消してくれます。その上、ニキビ跡も一緒に洗い流してくれるのでなめらかな肌にすることができます。
2)美白効果
シミやくすみは古い角質の残留が原因。AHAを使用することで、古い角質をきれいに落としてくれるので、シミやくすみで暗くなったお肌を白く美しい肌にしてくれます。
3)ハリの改善、シワの減少効果
古い角質が落とされることで、皮膚の生まれ変わりの循環を早めます。溝の入った古い角質が落とされるので、シワが減りハリのあるお肌になります。
このように、AHAはお肌のケアにおいて欠かせない成分なのです。
トリプシン
AHAよりも聞きなれない成分名ですよね。これは、膵臓(すいぞう)という場所で作られる、消化酵素のことです。
食べたものを小さく分解する役割を担っているのが「消化酵素」です。消化酵素は分かっているだけでも、何千という種類があるそうです。トリプシンの場合、タンパク質を体内で分解する役割を果たします。そんな消化酵素の一つであるトリプシンが、お肌の角質除去に重要なのです。

なぜタンパク質を分解できるトリプシンが重要なのでしょうか?実は、元気なトリプシンがたんぱく質を分解することで、あっさりと古くなった角質を落とすことができます。つまり、肌の新人代謝を改善してくれるのです。
しかし、加齢や乾燥によりトリプシンの働きがにぶくなると古い角質が残り、古い角質と皮脂が混ざって角栓ができたり、肌がザラついたりゴワついたりする原因に。
それを活性化するのが「トウキンセンカ花エキス」という植物由来の成分なんです。この成分が肌にあるトリプシンを活性化させ、元気にしてくれます。開いてしまった角質のケアにも最適です。

「VECUA ボディスクラブ」は、ぶどう由来の乳酸(AHA)とトウキンセンカ花エキス両方をこだわって配合。無理に角質や角栓をはがしてしまうこともせず、肌がもともと持っている力を自然と引き出していきます。
成分の知識をつけてお肌ケアを行うことで、より快適なお肌環境を作り出しましょう。